今回は、DELF B2ライティングで高得点を狙うための5つのコツをご紹介します。
すぐに実践できるものから、少し練習が必要なものまで、段階的に取り組める内容になっています。
1. 具体例を入れよう
フランス語圏の人々は、はっきりとした物言いを好みます。
そのため、意見を述べる際は「具体例」を入れることが大切です。抽象的な表現だけでは説得力に欠けてしまいます。
悪い例:
L’architecture moderne est importante.
良い例:
L’architecture moderne, comme les bâtiments écologiques à Paris, joue un rôle essentiel dans la protection de l’environnement.
このように、実際の例を挙げることで、文章に深みと説得力が生まれます。
2. 文法ミスを気にしすぎない
小さな文法ミスやスペルミスは、意味が通じていれば大きな減点にはなりません。
完璧を目指すあまり筆が止まってしまうより、「伝わるかどうか」を重視することが大切です。
迷ったときは「5秒以内」に判断して、構成や内容に時間をかけるほうが効果的です。
3. よく使う表現をストックして、語彙と文法に幅を持たせよう
DELF B2では、さまざまな語彙や文法表現を使うことが評価されます。
ただ、本番でそれらを即座に使いこなすのは難しいので、自分専用の「表現集」を作っておくと便利です。
たとえば、「mais(しかし)」の代わりに、
Cependant, il ne faut pas oublier que…
のような少し複雑な表現を覚えておくと印象が良くなります。
さらに、文の書き出し、例を挙げるとき、意見を述べるときのフレーズなどをカテゴリ分けして整理しておくと、スムーズに文章が組み立てられるようになります。
4. 声に出して練習しよう
ライティングには、「自分の考えを整理し、わかりやすく伝える力」が求められます。
でも、毎回紙に書いて練習するのは時間がかかりすぎて、十分に練習できないことも。
そこでおすすめなのが、よく出るテーマを30個ほど選び、それについて2分間で「口だけ」で説明する練習です。
話すことで構成力が鍛えられ、実際に書くときのスピードと質が上がります。
5. 専門の先生に添削してもらおう
プロによる添削を受けることで、自分では気づきにくいクセや弱点を効率よく改善できます。
そこでおすすめなのが、italkiのような語学学習プラットフォームです。
DELFの指導経験がある先生が見つかります。
ぜひ試してみてくださいね!